Contents
【部下育成の科学】なぜ同じ指示で動かない?部下の「やる気タイプ」を見抜く2つの軸
どうも!
職場で部下に「もっと主体的に動いてくれ!」と熱弁したところ、翌日からすべての業務に対して「これでよろしいでしょうか?」と1分ごとに確認しに来る超・指示待ち人間に変貌させてしまい、自分のマネジメントの効率の悪さに白目を剥いた効率脳アドバイザーSHOです。
#主体性の定義がバグっている
#極端から極端に走るな
さて。
30代、40代の管理職の皆さん。
「やる気を出せ!」という一言で、チームのメンバー全員が動いてくれたらどれだけ楽でしょうか。現実は、褒めて伸びる奴もいれば、慎重すぎて一歩も動けない奴もいて、一筋縄ではいきませんよね。
今日は、ハイディ・グラント・ハルバーソン氏の著書『やる気が上がる8つのスイッチ』のデータから、忙しい僕たちが現場で部下の「やる気タイプ」を瞬時に見抜き、適切な対応を選ぶための基本についてお話しします。
本題の前にこちらの共有です。
そんなこんなで本題です。
部下のやる気を見抜く「2つの軸」を知る
個人のモチベーションの低下に対処するためには、まずその原因を正しく診断しなければなりません。
そのために必要なのが、「フォーカスの方向(獲得か回避か)」と「自信の有無(高いか低いか)」という2つの軸です。
無料ブログの過去記事でもお話しした「獲得フォーカス(称賛や利益を好む)」と「回避フォーカス(批判や損失を避ける)」に、その人が持つ「自分ならできるという自信の度合い」を掛け合わせることで、部下の本質的なタイプが浮き彫りになります。
この2つの軸を意識するだけで、マネジメントの視界は一気にクリアになります。
自信満々なのに空回りする「うぬぼれ屋」
まず、マネジメントの現場で非常によく遭遇するのが、「獲得フォーカス×自信が高すぎる」という組み合わせを持つ、いわゆる「うぬぼれ屋(中二病の新人)」タイプです。
彼らは「自分には素晴らしい才能がある」と本気で信じており、大きなチャンスや称賛を求めて積極的に行動します。
しかし、自信過剰なあまりに地道な努力や細かい実務を軽視しやすく、結果として空回りして大きなミスをやらかす傾向があります。
彼らのやる気の燃料は「称賛」ですが、現実の能力が伴っていないケースが多いのが特徴です。
#自信の根拠がどこにもない
#口だけは達者なタイプ
能力はあるのに一歩も動けない「心配性」
一方で、非常に優秀な実績や能力を持っているにもかかわらず、新しい仕事を任せようとすると露骨に嫌がるタイプがいます。
これが、「獲得フォーカス×自信が低い」という組み合わせの「心配性(臆病な秀才)」タイプです。
彼らは大きな成果を出したいという欲求(獲得フォーカス)は持っているものの、「自分にはそれをやり遂げる力がない」「失敗して無能だと思われるのが怖い」という強い不安を抱えています。
そのため、過去のやり方に固執し、安全な領域から一歩も出ようとしません。能力があるのに動けない、非常にもったいないタイプです。
部下のタイプを見極めるための観察ポイント
では、多忙な管理職が日々の業務の中で、どうやってこれらを見極めればいいのでしょうか。
ポイントは、「新しい課題を与えられた時の反応」と「ミスをした時の言い訳」を観察することです。
「うぬぼれ屋」タイプは、難易度の高い仕事を振ると「任せてください!」と二つ返事で引き受けますが、進捗を聞くと具体性のない言い訳を並べます。
「心配性」タイプは、同じ仕事を振ると「今のタスクが忙しくて…」と言い訳をして引き受けようとしませんが、やらせてみれば完璧にこなします。
この日常の行動パターンの中に、彼らのOSを見分けるヒントが隠されています。
効率脳的アプローチ:個別のOSに最適化せよ
いかがだったでしょうか。
一見すると同じように「やる気がない」ように見える部下でも、その中身は「自信過剰による空回り」なのか「自信のなさによる萎縮」なのかで全く異なります。
相手のOSを無視して一律の指導をするのは、ディーゼル車にレギュラーガリンを注ぐようなものです。
さて、YouTubeメンバーシップ限定記事では、この知識を現場で使いこなす「完全実践編」をお届けします。
「タイプが分かったところで、どうやって動かせばいいの?」という方へ。
うぬぼれ屋の鼻を折りつつやる気を維持させる『現実直視フィードバック』と、心配性のブレーキを外して打席に立たせる『スモールステップ指示法』を完全公開します。
続きはメンバーシップで、個別のOSに最適化したロジカルマネジメントの手順をお届けします。
▶ 有料記事『【有料会員限定】「うぬぼれ屋」と「心配性」を動かす!タイプ別・言葉のチューニング技術』はこちら
▶ メンバーシップ『SHO’s Study Log』の登録はこちら
さて、今日もこの言葉で締めましょう!
『今日1日をモノにしよう!』
本日も最後までありがとうございました!
