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面接で「絶対活躍する!」と思った人が使えない理由。脳がバグる予測の罠
どうも!
「この事業計画は完璧だ、絶対に当たる!」という直感に従って投資し、見事に資金を溶かした過去を持つSHOです。
#システム1の暴走
#高い勉強代でした
さて。
今日は、ダニエル・カーネマンの著書『ファスト&スロー』の解説第10弾です。
僕たちはビジネスの現場で、新人の採用や新規事業の予測を立てる機会がたくさんあります。
その時、目の前の優秀な経歴や素晴らしいプレゼンを見て、「これは大成功まちがいなしだ!」と確信してしまうこと、ありませんか?
実はそれ、あなたの脳が「都合のいいストーリー」に騙されて、確率を完全に無視している状態なんです。
今日は、僕たちの判断を狂わせる「極端な予測の罠」を暴いていきます。
本題の前にこちらの共有です。
そんなこんなで本題です。
4歳で文字を読めた子は、将来の成績もトップか?
ある実験で、「ジュリーは4歳ですらすら文字が読めました。彼女の現在の大学でのGPA(成績評価点)はどれくらいでしょうか?」という質問を出しました。
この質問に対し、多くの人は「4歳で文字が読めるなんて、同年代のトップ5%くらいに優秀だ。だから大学の成績もトップ5%(非常に高いGPA)のはずだ!」と直感的に予測します。
しかし、ここに恐ろしい脳のバグが潜んでいます。
僕たちの脳(システム1)は、「幼い頃の読書能力」という情報を、そのまま「大学の成績」という全く別の評価に置き換え、同じレベル(トップ5%)で釣り合わせようとしてしまうのです。
直感は「都合のいいストーリー」を作り出す
冷静に考えれば、幼い頃に文字を読むのが早かったことと、大学での成績には「ある程度の相関」はあっても、完璧な一致はありません。
途中で勉強しなくなるかもしれないし、他の要因がたくさん絡んできます。
つまり、統計学的に言えば「平均への回帰」が起こり、成績はトップ5%よりも確実に平均寄りに下がるはずなのです。
しかし、僕たちの直感は「不確実性」や「平均への回帰」という面倒な数学を嫌います。
「早くから文字が読めたから、ずっと優秀に違いない」という、一貫性のあるもっともらしいストーリーを自動的に組み立て、自信満々に極端な予測を下してしまうのです。
完璧な事業計画書に騙されるベンチャーキャピタル
この「極端な予測の罠」は、プロの投資家であるベンチャーキャピタリストですら陥ります。
彼らはスタートアップ企業の美しく完璧な事業計画書や、優秀な経営陣のプレゼンを見ると、「これは次のGoogleになる大物だ!」と直感し、巨額の資金を投じます。
しかし現実はどうでしょう。
スタートアップ企業のほとんどは失敗し、倒産します。
これが絶対的な「基準率(ベースレート)」です。
どんなに目の前の情報が素晴らしくても、「新規事業が成功する確率」自体が極めて低いにもかかわらず、脳はその厳しい基準率を無視し、目の前の「良い情報」だけに引っ張られて、あり得ないほどの高評価を下してしまうのです。
予測を狂わせる「情報の過大評価」
採用面接でも全く同じことが起きます。
たった数十分の面接で「ハキハキと喋り、素晴らしい実績を語った」という情報だけで、「この人はうちの会社を救うエースになる!」と極端な予測をしてしまいます。
しかし、「面接の印象」と「入社後の実際のパフォーマンス」の相関関係は、皆さんが思っている以上に低いことが研究でわかっています。
僕たちは、少ない情報から極端な予測を立て、それに過剰な自信を持ってしまう生き物なのです。
では、この脳のバグを回避し、採用や投資、ビジネスの現場で「妥当で正確な予測」を下すためには、具体的にどうすればいいのでしょうか?
気になりますよね?
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合言葉は、
『今日1日をモノにしよう!』
本日も最後までありがとうございました!

