成功本は全部ウソ!? 投資とビジネスを狂わせる「後知恵バイアス」の罠

成功本は全部ウソ!? 投資とビジネスを狂わせる「後知恵バイアス」の罠

 

どうも!

Amazonのカートに商品を入れただけで満足して、数日放置したあとに「やっぱりいらね」と消去するSHOです。
#無駄な決断疲れ
#カートはゴミ箱じゃない

 

さて。

今日は、ダニエル・カーネマンの著書『ファスト&スロー』の解説第11弾です。

本屋に行けば「Googleの成功法則!」みたいなビジネス書が山積みになり、テレビでは専門家が「だから株価は下落したんです」とドヤ顔で語っていますよね。

でも実は、プロの投資家も、大企業のCEOも、その大半は「ただ運が良かっただけ」のチンパンジーと変わらないと言われたら、信じられますか?

今日は、僕たちの自信を粉々に打ち砕く「スキルの錯覚」と「後知恵バイアス」についてお話しします。

 

本題の前にこちらの共有です。

そんなこんなで本題です。

 

 

「結果論」でキレる上司の正体(後知恵バイアス)

プロジェクトが失敗した時、「ほら見ろ!最初から危ないと思ってたんだ!」と怒り出す上司、いますよね。

これは人間の脳に備わった「後知恵バイアス」という厄介なバグです。

人間は、物事の結果を知った途端、過去の自分の考えを「結果に合わせて自動的に書き換えてしまう」のです。
手術で患者が亡くなれば「あの手術は危険だった」と執刀医を責め、9.11テロの後には「なぜ兆候に気づかなかったんだ」と政府を非難します。事前の時点では予測不可能だったのに、結果を見た後だと「いかにも予測できた」と錯覚し、意思決定者を不当に責め立ててしまうのです。

 

 

成功企業の美談はただの「幻覚」(ハロー効果)

Googleのような大企業が成功すると、創業者の先見の明や経営手腕が絶賛されます。しかし、実際には「運」の要素がめちゃくちゃ大きいのです。
データによれば、CEOの手腕が企業の業績に与える影響(相関関係)はわずか0.30程度。つまり、成功の多くは運次第です。

それでも僕たちが「優れた経営戦略のおかげだ!」と思い込みたいのは、脳が「ランダムな運」よりも「一貫性のあるわかりやすいストーリー(物語の誤謬)」を好むからです。成功した企業には「ハロー効果(後光効果)」が働き、すべてが素晴らしく見えてしまうだけの幻覚なのです。

 

 

プロの投資家もサイコロ投げと同じ(スキルの錯覚)

さらに残酷な事実があります。
ある証券会社で1万人以上の個人投資家の取引記録を分析した結果、「売った株」より「買った株」の方がパフォーマンスが悪く、取引をすればするほど損をしていることがわかりました。
では、プロのファンドマネージャーならどうでしょうか?なんと、彼らの年ごとの成績の相関関係は「ほぼゼロ」でした。

これは、サイコロを振って当たりを決めるのと変わらないレベルです。
金融業界には「自分には市場の先を読むスキルがある」と信じ込む文化(スキルの錯覚)が蔓延していますが、高度で効率的な市場において、彼らの予想はチンパンジーのダーツ投げと大差ないのです。

 

 

私たちは「予測不能な世界」に生きている

どれだけ専門家が自信満々に未来を語っても、彼らの長期予測は当たりません。
僕たちは「世界は予測不能である」という残酷な真実を受け入れなければならないのです。

「じゃあ、ビジネスや投資で、僕たちは何を信じて行動すればいいの?」

気になりますよね?
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今日1日をモノにしよう!

本日も最後までありがとうございました!

 

 

参考書籍

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