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「お一人様12個まで」の罠!気づかぬうちに数字に操られる脳のバグ
どうも!
妻から「今月のお小遣い、1万にする?それとも今のまま3万?」と絶妙な基準値を提示され、震えながら3万を死守したSHOです。
#最初から3万一択
#交渉の余地なし
さて。
今日は、ダニエル・カーネマンの著書『ファスト&スロー』の解説第6弾です。
僕たちは毎日、スーパーの買い物から大きな決断まで、自分の意志で選んでいると思っていますよね。
でも実は、僕たちの脳は「たまたま目に入った数字」や「少数の偶然」に、アホみたいに操られているんです。
今日は、知らぬ間にお金を搾取され、間違った判断をしてしまう恐ろしい脳のバグを暴いていきます。
本題の前にこちらの共有です。
そんなこんなで本題です。
統計のウソ?「田舎はガンになりにくい」のカラクリ
アメリカの全郡を対象に腎臓ガンの発生率を調べたところ、「ガン発生率が最も低い郡」は、人口密度の低い田舎に集中していました。
これを聞くと、僕たちの脳(システム1)は「田舎は空気がきれいでストレスがないからだ!」と勝手に理由をでっち上げます。
しかし逆に、「ガン発生率が最も高い郡」を調べたところ、それもなんと人口密度の低い田舎に集中していたのです。
空気がきれいだからでも、医療水準が低いからでもありません。
正解は「人口(標本サイズ)が少ないから、偶然によって極端な結果が出やすかっただけ」です。
あのゲイツ財団ですら、「成績上位の学校は小規模校が多い」というデータだけを見て多額の投資をし、大失敗しました(成績下位の学校も小規模校が多かったのです)。
僕たちは、データが少なすぎるゆえの「ただのバラつき」に、勝手な法則性を見出してしまうのです(少数の法則)。
偶然を許せない「ホットハンド」の幻
この「ただの偶然」を許せない脳のバグは、スポーツの世界でも見られます。
バスケットボールで、シュートが立て続けに決まる選手のことを「ホットハンド(波に乗っている)」と呼びますよね。
しかし、数千件のシュート記録を統計学者が分析した結果、「前のシュートが入ったかどうか」と「次のシュートが入る確率」には、一切の関連性がないことが証明されました。
シュートの成功は、コイン投げと同じ完全にランダムな現象だったのです。
ロンドン大空襲の爆撃地点も、完全にランダムに落ちていたにもかかわらず、市民は「あそこにはドイツのスパイがいるに違いない」と勝手なパターンを信じ込みました。
僕たちの脳は、ランダムな出来事の中に「法則」や「原因」を見つけようとする、暴走した連想マシンなのです。
ルーレットで世界の認識が変わる「アンカリング」
さらに恐ろしいのが、無関係な数字に判断が引っ張られる「アンカリング効果」です。
ある実験で、参加者の目の前で「10」か「65」で必ず止まる仕掛けルーレットを回します。
その後、「国連加盟国に占めるアフリカ諸国の割合は?」と質問しました。
すると、ルーレットで「10」を見たグループの平均解答は25%、「65」を見たグループは45%と、出た数字に強烈に引っ張られてしまったのです。
ガンジーが亡くなった年齢を推測させるときも、「144歳より上か下か?」と聞いたグループと、「35歳より上か下か?」と聞いたグループでは、推測した年齢に大きな差が出ました。
まったく無関係の数字(アンカー)を一つ見せられただけで、僕たちの認識は簡単に書き換えられてしまうのです。
スーパーも不動産も!日常に潜む数字の罠
このアンカリングは、あらゆるビジネスで僕たちを操っています。
アイオワ州のスーパーでキャンベルのスープを割引販売した際、「お一人様12個まで」と制限のポップを出した日と、制限なしの日を比べました。
結果は、「12個まで」と書かれた日の方が、制限なしの日の「2倍(平均7缶)」も売れたのです。
「12」という数字がアンカーとなり、無意識に「たくさん買わなきゃ」と思わされたわけです。
不動産の売買でも同じです。
最初に提示された「希望価格(高い数字)」がアンカーとなり、素人だけでなくプロの不動産鑑定士の評価額すらも、その数字に引きずられてしまうことがわかっています。
僕たちの脳は、少ないデータで勝手に納得し、適当な数字を見せられただけで判断を狂わされる。
「じゃあ、スーパーの買い物から給料交渉まで、どうやってこのバグから身を守り、逆に利用してやればいいのさ?」
……気になりますよね?
このアンカリングや少数の法則をビジネスや日常でハックし、無駄な損失を防ぐための超実践ステップは、有料会員限定記事の方で泥臭くご紹介します!
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合言葉は
『今日1日をモノにしよう!』
本日も最後までありがとうございました!

